秋の稲荷社祭(高徳稲荷社大祭:10月13日午前11時より)
秋の稲荷社祭(高徳稲荷社大祭)について
当宮では、毎年十月十三日 午前11時より高徳稲荷社(境内鎮座)の秋の大祭を斎行申し上げます。
お稲荷信仰には狐が付き物です。稲荷信仰発祥の地である京都、伏見稲荷大社の奥の三ヶ峰に狐が多かったため、人々が狐を神社のお使いや眷属(神の従者)として尊ぶようになったからです。ですから、お稲荷さまの狛犬は、狐の姿をしています。そして、赤鳥居の多いことも稲荷神社の特色です。鳥居はいわば、「ここからは神のいる聖域です。」という標識です。語源には色々な説がありますが、その一つに「通り入る」のなまった物という説があります。
また、赤い色は神話などで豊年を象徴する色と伝えられています。商売繁盛の神としても信仰されるようになったため、縁起をかつぐ商売人達が赤く塗った鳥居を神社に奉納し、「商売の豊年、つまり繁盛の願いが通る」ことを祈願したのが、この赤鳥居の始まりとも云われています。