歳旦祭(1月1日午前6時30分より)
初詣の意義
正月に初めて神社に参拝することを初詣といいます。初詣は、古代に自然発生した生活習慣で、我が国固有の神道信仰が現在に至るまで連綿と伝えられてきたこと同様に、生活に根付いた慣習であると考えられます。昔は、まず初日の出を拝みました。これは、天照大御神つまり太陽の新しい光を全身に受けることにもつながります。次に新鮮な若水をくんで神棚に上げ、お参りをします。そして、家族揃ってお祝いの膳を囲むのです。家庭内のお祝いがすむと、次は初詣です。祖先神や産土の神に、新年の御挨拶をしに行きます。昨年一年間の御加護に対する感謝と、今年一年も昨年同様の御加護が受けられるように、心を込めて祈るのです。同時に、今年一年間の自らの抱負や決意を念じ、よりいっそう頑張ることも御神前に誓います。当宮では、新春を言祝ぎ、皆様の御多幸を御祈念申し上げ、各種御祈願祭を随時受付致しております。